オロチ X10 F5-70XT-2ピースモデル-インプレッション-

タックルインプレッション
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新しく手にしたロッドを、琵琶湖のオカッパリで約1時間だけ使ってみた。

まだ魚は掛けていない。

だから、これを完成したレビューにするつもりはない。

キャストして、巻いて、ボトムを操作して、ウィードに触れる。

最初の1時間で見えてきたBANDERSNATCHの性格を、現時点での記録として残しておく。


01|FIRST CONTACT

まず感じたのは、やはり重さだった。

今回組み合わせたリールはMETANIUM DC。

リールをセットして最初に持ったとき、購入前から気になっていた部分を改めて感じた。

少し重い。

ロッド単体で約135g。

普段バーサタイルロッドとして使っている21 POISON GLORIOUS 1610MやSTEEZ FIRE WOLFと比較すると、手に持った瞬間の軽快さでは明確に差がある。

最近のハイエンドロッドに慣れていると、なおさらそう感じる。

一方で、レングスは7ft。

琵琶湖のオカッパリでは遠投が必要になる場面も多く、この長さはむしろ歓迎したい。

取り回しの軽快さよりも、飛距離や遠距離での操作性まで含めてフィールドを広く使うための7ft。

最初に持った段階では、そんな印象だった。


02|FIRST CAST

最初の一投で分かったこと。

最初に投げたのは、RHYTHM WAVE 4.8のノーシンカー。

ラインはフロロカーボン20lb。

キャストした瞬間、最初に感じたのはシンプルだった。

飛ぶ。

普段使っている21 POISON GLORIOUS 1610Mよりも、明らかに飛距離が出る。

しかもGLORIOUSでは、普段14〜16lb程度のラインを使うことが多い。

今回はそれより太い20lb。

それでも、BANDERSNATCHの方が飛ぶと感じた。

まだ厳密な距離を測定したわけではない。

それでも、ファーストキャストから違いを感じられる程度には、飛距離に余裕がある。


03|GUIDE & CAST FEEL

重さと引き換えに得ているもの。

ロッドを見ていて一つ気になったのが、ガイド径だ。

最近のロッドとしては、やや大きめに感じる。

当然、その分だけロッド全体の重量という意味では不利になるはずだ。

一方で、太いラインを使ったときの抜けの良さや飛距離には、このセッティングが効いているように感じる。

今回使ったのはフロロ20lb。

琵琶湖のように太いラインを使う機会が多いフィールドを考えると、この方向性には納得できる部分がある。

そしてキャスト時には、想像していた以上にブランクが素直に曲がる。

MHクラスのヘビーバーサタイルというスペックから、もっと張りの強い先調子を想像していた。

しかし実際には、キャスト時にルアーのウェイトをロッドへ乗せやすい。

先だけで弾くような感覚ではなく、ブランクを使って投げられる。

だから7ft、MHというスペックの割にはキャストしやすい。

持ったときは少し重い。
投げると、その印象が少し変わる。

現時点ではそんなロッドだ。


04|RETRIEVE

巻いても、情報は消えない。

RHYTHM WAVE 4.8をそのまま巻いてみる。

ロッド自体にある程度の重量があるため、最初は感度面についても少し気になっていた。

しかし、実際にはワームの動きを手元で感じ取れるだけの巻き感度はある。

テールが水を押している感覚。

ルアーが泳いでいる状態。

そういった情報が極端にぼやける印象はない。

軽さによって感度を演出するタイプというよりも、ある程度しっかりしたブランクの中から必要な情報が返ってくる。

今のところは、そんな印象を持っている。


05|BOTTOM ACTION

6.5inchノーシンカーを動かす。

次に使ったのは、ISANA 6.5inchのノーシンカー。

いわゆるボトムジャーク系の使い方だ。

ここではBANDERSNATCHのやや先調子な性格が出る。

キャスト時にはしっかり曲がる一方、アクションを加える場面ではティップ側に適度な張りがあり、6.5inchクラスのワームでも問題なく操作できる。

ロッド全体がダルく動くわけではない。

投げるときには曲がり、操作するときには必要な張りが出る。

この二面性は、ヘビーバーサタイルとして面白い部分だと思う。


06|UNDER LOAD

負荷を掛けると、さらに曲がる。

今回はまだ魚を掛けていない。

そのため、魚に対するリフトパワーやフッキング後の挙動については判断できない。

NOT YET TESTED.

ただ、ウィードの塊を掛けて引き抜いたときに一つ感じたことがある。

ある程度の負荷が掛かると、思っていた以上にブランクがしっかりと曲がる。

MHだからといって、硬い棒のように力だけで持ち上げるタイプではない。

負荷を受け止めながら曲がり、その状態から力を出していく。

魚を掛けたときに、この曲がり方がどう作用するのか。

ここは今後確認したいポイントの一つになった。


07|CURRENT IMPRESSION

琵琶湖のための「重さ」なのか。

約1時間使った現時点で、一番印象に残っているのは、最初に感じた重さと、キャストした後の印象の違いだ。

手に持てば、決して軽いロッドではない。

7ftという長さもあり、長時間使えば手首や腕への負担は出てくると思う。

この点は間違いなくデメリットになる。

組み合わせるリールを含めて、タックル全体のバランスを考えた方が良さそうだ。

ただ、その重さの一部は、大きめのガイドや7ftというレングス、そして太いラインでも飛距離を出すための設計とつながっているようにも感じる。

フロロ20lb。

4.8inchノーシンカー。

それでもしっかり飛ぶ。

キャスト時にはブランクが曲がり、巻けばルアーの動きを感じ取れる。

ボトムでは6.5inchクラスのワームを操作でき、負荷が掛かればさらにブランク全体が仕事をする。

そして何より、7ftクラス・MH・2ピースという組み合わせそのものが貴重だ。

持ち運びやすさがありながら、琵琶湖のオカッパリで少し重めのルアーまでカバーできる。

そう考えると、このロッドにはかなり出番がありそうだ。

ただし、まだ1時間。

魚も掛けていない。

飛距離。
操作性。
パワー。
長時間使用したときの疲労感。
そして、魚を掛けたときの曲がり。

まだ確認したいことは多い。

これは結論ではなく、最初の記録。

これから琵琶湖で使い込みながら、BANDERSNATCHというロッドをもう少し読み解いていきたい。

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