【もう迷わない!】バス釣り初心者におすすめの道具はこれだ!

バス釣りの始め方

これからバス釣りを初めてみたいけど、何から始めていいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

確かにバス釣りは道具の種類も豊富で、専門用語も多いので最初は戸惑ってしまうこともあると思います。

 

この記事では、バス釣り歴20年以上の筆者がおすすめする初心者の方向けのタックル(竿、リール、ルアーなど)を厳選してご紹介します。

この記事が読み終わるころには、何を買えばいいかが分かる内容となっておりますので、ぜひ参考にしてください!

 

バス釣りに必要な道具とは

これからバス釣り(バスフィッシング)を初めてみたいと思ったときに、当然ながら、釣りをするための道具を揃えていかなければなりません。

しかし実際に道具のことに関して調べてみると、とても種類が多く、初心者や未経験の方はどれから手を付ければいいか迷いがちです。

まずはバス釣りを始めるにあたり必要最低限な道具の種類を把握してみましょう。

次の項目では、バス釣り歴20年以上の筆者がおすすめする具体的な道具を紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。

■ロッド(釣り竿)

まずはロッド。ロッドの役割は、「ルアーを投げる(キャストティング)」、「水中の情報を伝達する(感度)」、「魚を掛けて釣りあげる」などの役割を担います。

そして使うルアーの特性(種類や重さ)によって最適なロッドを選ぶことが重要です。

初心者の方が選ぶ際は、「バーサタイルモデル」と呼ばれる汎用性の高いモデルをセレクトするのがおすすめです。

■リール

リールはスピニングリールとベイトリールの2種類があります。

それぞれ得意な点と苦手な点があるので、下記の特徴をざっくり理解しておけば大丈夫です。

まずはトラブルが少なく、扱いやすいスピニングリールから始めるのがおすすめです。

しかし近年のベイトリールは性能も高く、昔ほど扱いが難しくありません。

慣れさえすればスピニングリールよりも遠くへ投げやすく、細かなコントロールもしやすいので、こちらから初めても問題はありません。

・スピニングリール

メリットデメリット
・トラブルが少なく初心者でも簡単で扱いやすい重くて大きなルアーは投げにくい
軽くて小さいルアーを投げやすい太い糸が使えないので、障害物が多いところは狙いにくい

・ベイトリール

メリットデメリット
様々な種類のルアーを投げやすい軽くて小さいルアーは投げにくい
太い糸が使えるので、障害物などがあるところでも積極的に狙える慣れるまではトラブルが起こりやすい

ちなみにロッドには、スピニングリール用のロッド、ベイトリール用のロッドがあり、それぞれ逆に取り付けることは出来ないということも覚えておきましょう。

 

■ルアー

ルアーは、ブラックバスの餌となる小魚やエビ、ミミズ、虫などを模したものです。

中には「本当にこんなので釣れるの?」という形や色のものがあります。

またお店に行くとルアーの種類の多さに圧倒されるかもしれません。

しかし、その日その場所の状況に合わせて、最適なルアーを選び、それで釣れた時の達成感がバス釣りの大きな魅力です。

ぜひ自分の好きなルアーや得意なルアーを見つける永遠の旅にでかけましょう(笑)

■ライン(釣り糸)

ラインは、まさに釣り人と魚をつなぐ線となるアイテムで、実は非常に重要です。

さや材質の種類によって、使えるルアーの種類などが変わってくるので注意しましょう。

表記はポンド(lb)で表記され、1lbは約450gです。

例えば5lbと表記されているものは約2㎏くらいの魚とやり取りできる強さと太さがあるということになります。

最初はスピニングリールには4~6lb、ベイトリールには12~16lbくらいを基準に選ぶのがおすすめです。

■その他の小物

必須のもの

・プライヤー

ルアー交換の際にラインを切ったり、魚が釣れたときに針を外すのに使います。

ラインをカットするための専用ハサミも売られていますが、プライヤーならこの二つのことを1つで行えるので、別途ハサミは不要でおすすめです。

◾️あればより快適に釣りができるもの

・バッグ

交換用のルアーを収納したり、プライヤーなどの小物を持ち歩くためにあった方が便利です。

肩からかけるショルダータイプや、バックパックタイプ、ヒップバッグタイプなどがあります。

 

・ルアーボックス

ルアーを収納するためのケースです。

ルアーにはフック(針)がついており、そのまま持ち運ぶことはできません。

プラスチック製のケースに入れて、まとめて持ち運びしましょう。

・偏光サングラス

必須ではありませんが、あると便利です。

水面からの光の反射を抑え、ラインや水中が見やすくなります。

また、万が一、なにかの拍子でルアーが飛んで来た際に、目を守る役割を果たします。

・ライフジャケット

こちらも必須ではありませんが、釣具業界では着用を推奨しています。

釣り場は当然水辺に近く、滑りやすい場所や高所も少なくありません。

自動膨張式のライフジャケットを着用すれば、水におちても自動で作動し体を浮かせてくれるので、安全性が大幅にあがります。

少なくともお子様には必ず着用させるべきアイテムです。

ざっくりまとめると、ロッド、リール、ルアー、ライン(リールに巻く)、その他小物、がバス釣りをする上で必要となります。また、これらの道具一式をまとめて「タックル」と呼びます。

 

初心者におすすめ!これを買えばOK!

上記のようにタックルには各メーカーからたくさんの種類が発売されており、用途や値段も様々です。最初は本当に何を買えばいいかわからないと思います。

ここでは、迷ったらこれを買えばOK!というものをご紹介します。

初心者でも扱いやすく、どんな釣り場でも使える汎用性の高いものを選びました。

価格は1万円前後のものと、2万円以下くらいのものをそれぞれピックアップしております。

1万円前後のものは、初心者向けでクセがなくて使いやすいので、お試しとしてもおすすめ。

2万円以下のものは、中級者以上でも十分使える基礎性能を兼ね備えており、長くバス釣りを楽しむことができるでしょう。

ご予算やどれくらいバス釣りをやってみたいかによって、選んでみてください。

スピニングタックル

・リール

ナスキー 実売価格10,000円前後

 

 

ビギナーからベテランまで幅広いアングラーに満足してもらえるハイパフォーマンスモデル。

軽快な巻き心地で、価格帯を超えた性能です。

・アルテグラ  

実売価格2万円前後

 

 

価格帯の常識を超える回転性能と耐久性を持つ中価格帯モデル。

特に2025年にリニューアルされる最新モデルは、上位機種に搭載される機構を搭載し、使いやすさが圧倒的に向上。バス釣りの他、海釣りにも使える汎用性も特徴です。

 

・ロッド

バスワンXT+ 263L-2 

実売価格10,000円程度

 

 

シマノのバスロッドのエントリーモデルの中核を担うシリーズ。

初心者でも扱いやすいクセのないロッド。

扱えるルアーの種類も多く、汎用性も高いので最初の1本におすすめ。

2ピース仕様で、収納時には半分の長さになるので電車や自転車などの移動の際にも、持ち運びしやすいのも〇

ゾディアス 264L-2

実売価格15,000前後

 

 

発売時に、価格に対して破格の性能と業界内がざわついたほど。

中価格帯(もしくはそれ以下)のシリーズでありながら、プロでも使っている人が多い。

長時間使っても疲れにくい軽さと、魚からのアタリも明確に伝えてくれる高感度を兼ね備えた1本。

こちらも持ち運びしやすい2ピース仕様です。

・ライン

シーガー フロロマイスター 5lb 300m巻き

 

 

4~5回分くらいリールに巻ける大容量と圧倒的なコスパの良さ。上級者まで愛用者が多い。とにかく迷ったらこれを買っておけば間違いないし!

・ルアー

リズムグラブ

 

 

投げて巻くだけでテールがピロピロと動いてバスを誘います。

セットするフックは「オフセットフック」が根がかりしにくくおすすめ。

リグ(仕掛け)は3.5gの軽めのシンカー(おもり)をセットした「テキサスリグ」が良いでしょう。

価格も500円以下と気軽に買えるのがうれしいトコロ。

セットするシンカー(オモリ)とフックは以下の通りです。

テキサスリグ用シンカー 3.5g

 

オフセットフック #4

 

 

サターンテール

 

 

細身でテールがさらに細かくプルプルと動いて小魚のように誘えるワーム。

フックは「マスバリ」を使った「ダウンショットリグ」がおすすめ。

シンカーは3.5gを使い、水中のボトム(底)の感触を感じながらゆっくりと巻く、または竿先を上下に細かく揺らす「シェイク」で誘います。

こちらも350円ほどと安く、気になるカラーなどバリエーションを揃えやすいのでルアーを選ぶ楽しさもあります。

セットするシンカー(オモリ)とフックは以下の通りです。

ダウンショットリグ用シンカー

 

マス針り

 

 

 

ベイトタックル

・リール 

バスワン XT 

実売価格10,000円前後

 

 

シマノベイトリールのエントリーモデル。

上位モデルにも搭載される、SVSブレーキが搭載されており、キャスティングにおいて軽い力でも伸びやかな飛距離が感じられます。

ただし慣れるまではやや設定がピーキーで、バックラッシュが起こりやすい。

タトゥーラSV 

実売価格20,000前後~

 

 

ダイワのベイトリールの中級モデル。

ダイワのベイトリール全般に言えることですが、この「SV」という名前が付いたリールは、最低限のセッティングでとにかくバックラッシュしにくいのが特徴。

トラブルを避けたいなら強くお勧めするモデルです。

ただし最新型(2025年モデル)はこのご時世を反映してか30,000円前後の実売価格となってしまいました、、、

逆に1つ前のモデル(2020年モデル)は、大幅値引きされている場合があるので、調べてみてください。(上記リンクは2020年モデルで特化販売中のものです)

・ロッド 

バスワンXT+ 1610M-2 

実売価格10,000円程度

 

 

シマノのバスロッドのエントリーモデルの中核を担うシリーズ。

初心者でも扱いやすいクセのないロッド。

正確なキャスティングを身に着けるのにもおすすめ。M=ミディアムという硬さはハードルアーやワーム類まで1本で幅広く使える汎用性モデル。

2ピース仕様で、収納時には半分の長さになるので電車や自転車などの移動の際にも、持ち運びしやすいのも〇

ゾディアス 1610-M 

実売価格15,000前後

 

 

バス釣りで一番多用されるといっても過言ではない6フィート10インチ(208cm)の長さは、近距離でも遠距離でも使いやすい。

しかも軽量&高感度設計でこの一本でバス釣りの基本となる多くのルアーを扱うことが可能です。

デザイン性が高いのも個人的にはポイント。こちらも持ち運びしやすい2ピース仕様です。

・ライン

シーガー フロロマイスター 14lb 300m巻き

 

 

4~5回分くらいリールに巻ける大容量と圧倒的なコスパの良さ。

上級者まで愛用者が多く、とにかく迷ったらこれを買っておけば間違いないし!

ルアー

スピナーベイト「Dアルファスピナーベイト 3/8oz」

 

 

バス釣りを代表するルアーのひとつ、スピナーベイト。

ほんとにこんなので釣れるの?と思われがちですが、安心してください!

釣れます!巻くと2枚のブレードが回転することで、まるで小魚の群れのようにフラッシングして広範囲にアピール。

とにかくいろんなところへテンポよく投げていきましょう。

ちなみに3/8ozとは重さのことで、8分の3オンスと読みます。

約10gです。1oz=28gで、1/4ozなら約7gとなります。

最初は投げやすく汎用性の高い3/8ozを選びましょう。

クランクベイト「ピーナッツ」

 

 

ルアーといえば「クランクベイト」が連想されることも多いのではないでしょうか。

クランクベイトは巻くと、先端についている透明なリップに水を受け、ブルブルと震えながら水中に潜って、魚のように泳ぎます。

ルアーのブルブルを感じながら、水中になる岩などの障害物にあてながら巻くのが基本です。

その他

・プライヤー:

シマノのADプライヤーは切れ味や防錆性などクオリティが高くお勧めです。

 

 

・バッグ:最初は道具も少ないので小さめのショルダーバッグなどでもOKです!

 

 

お手持ちのものでも可

・ルアーボックス:

 

 

・偏向サングラス:

ピンキリですが、DANG SHADESというブランドは比較的お手頃で、釣り人に愛用者も多いサングラスです。

 

 

・ライフジャケット:

国土交通省が推奨する桜マーク付きライフジャケットで一番やすいタイプ。安全性も問題なくお勧めです。

 

 

 

初心者がハマる罠、、、これは絶対買うな!

上記で紹介したアイテムは必ずしも「絶対」ではありません。自分が納得したものを選ぶ参考になればと思います。

しかし、初心者の方がハマる罠といいますか、これだけは絶対に買わない方がよいものがあります。それは、、、

初心者用の釣りセットです。

店頭で竿、リール、ラインなどがセットになっていて3,000円~程度で売られているものです。

これらは、トラブルが多くて釣りにならないというのが正直なところです。

たまにこういったものを使ってトライしている初心者の方を見かけることもありますが、私がみたことがある中でも、「普通に投げただけで竿が折れる」「ラインにクセがつきすぎてライントラブル多発」「投げてもまったく飛距離がでない」などを目撃しています。

見た目で「釣りの真似事」はできるかもしれませんが、「バス釣り」は出来ないと思ったほうがよいでしょう。

せっかく初めても何もかもうまく行かず、バス釣りの楽しさにたどり着く前にやめてしまう原因となります。

 

予算を低く抑えるには?中古も全然あり!

予算をなるべく抑えたいなら、中古も検討してみましょう。

タックルで最初にお金がかかるのは、ロッドとリールです。

これらは、数年ごとにリニューアルされ、性能が向上していきます。

よって1世代前のモデルなどは中古でしたら、定価の半額程度で購入できたりもします。

タックルベリーを始めとする中古ショップやメルカリなどで探してみるのも良いでしょう。

特に上記で紹介しているものは、比較的出回っている数も多く、中古でも程度のいいものが見つかりやすい傾向にあります。

最近のタックルの性能の向上が著しく、1世代前のモデルでも十分に使えるものが多いです。

 

ロッドとリール、どちらにお金をかけるべき?

とはいえ、なるべく初期投資は抑えたいもの。限られた予算の中でロッドとリールどちらに、お金をかけるべきかというと、間違いなく「リール」です。

ロッドは、釣り経験が浅いと1万円以下のロッドと3万円のロッドと比べた場合、あまり違いが分からないことが多いと思います。

実際には使われている素材の違いからくる、軽さ、曲がり方、ルアーの扱いやすさなどの違いがあるのですが、それは経験を積んで初めて感じる部分です。

一方リールは、トラブルレス性能や、投げた時の飛距離、軽さ、巻き心地など使い初めでもすぐに実感できる点が多く、高いリールほど性能の違いが感じられるでしょう。

よって、リールの予算を極端に抑えることはおすすめしません。

 

釣り具屋で買うか?ネットで買うか?

タックルの購入は、釣り具屋さんかネットかどちらが良いでしょうか。それぞれメリットデメリットがありますので、下記にまとめてみます。

釣り具屋

メリット

・店員さんと相談しながら購入できる

・近隣の釣り場の情報を持っていることも多く、釣り場やおすすめのルアーなども教えてもらえる(タックル以外の情報がもらえる)

・そのお店独自のセールを行っている場合があり、新品をお得に購入できることがある

・実物をみて購入できる

デメリット

・店員さんとあたりはずれがある。最近は釣りをまったく知らない店員さんもいます、、、

・必要以上に高いものや、種類をたくさん進められることがある。

・お店に足を運ぶ必要があるが、目的のものが置いているとは限らない。

 

ネット

メリット

・ポイント還元などを含めると店舗より安く買えることが多い

・家にいながら、目的のものを的確に購入できる。

 

デメリット

・実物を見れない

・道具のセッティングの仕方など、すべて自分で調べる必要がある

などです。

個人的には、必要なことはネットで調べれば分かることがほとんどなので、タックルの購入はネットでも十分かと思います。

ただ、近くに釣具屋さんがある場合は、一度のぞいてみても良いでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。釣り道具は本当にたくさんの種類があり、最初は迷ってしまうと思います。しかし最初の一歩として必要な道具はそれほど多くはありません。

そして一度、バス釣りにハマると逆にたくさんの種類から、道具を選ぶ楽しさがあるのもバス釣りの魅力のひとつです。

 

ひたすら釣果を求めるのもよし、お気に入りのルアーで魚を狙うもよし、友達や家族とバス釣りを通じて時間をともにするもよし、本当に懐の広い趣味なので、ぜひバス釣りライフを楽しみましょう。

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